江ノ島電鉄20形

2009年8月10日新規


江ノ電20形2120形第一編成21+62。後に随えているのはレトロ電車の10形。
2009年4月、稲村ヶ崎-極楽寺

本ページは、2009年8月に纏めました。

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概要

 2002年、江ノ島電鉄100周年を記念して2002年4月に投入された車両で、2002年3月30日に21+61が、2003年3月28日に22+62が東急車輛で竣工しており、2両編成2編成4両がある。
 2編成とも制御装置、制動装置、台車、主電動機は初代500形の廃車発生品を使用しており、完全な新製車ではないが、これらの機器は2000年から2001年にかけて機器更新された際に新調された物であって初代500形が古くから使っていた機器ではない。

 車体は全長が12700mm。車体の裾を絞り、車体幅2500mmで室内幅は2300mm確保している。定員は各車72名で、内座席は20が29名、60が28名である。
 ほぼ10形に準じているが二重屋根をやめ、斜め方向に向いていた乗務員室扉をホームと並行に、側窓のアーチ形状をやめ、表示装置をLED表示にするなど、軽量化と保守性を向上させている。

 主な仕様は以下の通り。
 制御装置は電動カム軸式抵抗制御のACDF-M450-789Aを60に積み、直並列・弱め界磁制御を行う。
 制動装置は発電ブレーキ併用電気指令式電磁直通ブレーキのHRD-1D、主電動機は50kw/300VのTDK8005-Aを両端の台車に2台ずつ計4台積んでいる。歯数比は13:82=6.31である。
 補助電源装置は10kVAのIGBT-SIV、RG4032-A-Mを、コンプレッサーはレシプロ式で容量930L/minのHB1200Sをを20に積んでいる。
 台車は初代500形の廃車発生品である東急車輛製のTS-837、TS-838を改造して流用、 両端の電動台車がTS-837A、連接付随台車がTS-838Aとされている。
 パンタグラフはシングルアーム式のPT7121-Aを各車に積んでいる。
 冷房装置はIPM素子インバータ駆動の21,000kcal/hのCU77AE3を各車に積んでいる。

 重量は20が20.8t、60が21tである。


江ノ電20形2220形第二編成22+62。後に随えているのは新500形501+551。
2009年4月、稲村ヶ崎-極楽寺
参考文献
 鉄道ピクトリアルNo.723(2002-10増刊)鉄道車両 年鑑2002年版P.136-137、165、194(江ノ島電鉄20形の項、諸元表、車両データ)
 鉄道ピクトリアルNo.738(2003-10増刊)鉄道車両年鑑2003年版 P.215(車両データ)
 江ノ電-懐かしの電車名鑑―湘南の風景の中を走った全車両の記録 湘南倶楽部編 JTB 2003年 P.46-47、P.60-61、P.83(500形、20形の項、鉄道在籍車両主要諸元表-但し誤植あり注意)

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