江ノ電タンコロ106形
2006年7月9日新規、2007年10月9日修正。

1980年に引退したタンコロの写真です。
108号は2005年8月にテレビドラマ(草g剛君が運転士役のやつ)でまだ動くところを見せていましたね。
でも、ATSがないので、旅客運用には入れません。

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107の1
1980年夏、1000形のブルーリボン賞の授賞式が行われた日に、極楽寺工場の片隅でその様子を見ていた107号。
1000形は106形以来実に48年ぶりの新車であった。
極楽寺工場は当時は工場裏手から中を見る事が出来た。
晩年のタンコロは早朝深夜に運転され、昼間は江ノ島駅の留置線と極楽寺工場の留置線で休んでいた。
106形は106-110の5両が1931年に新潟鉄工所で製造され、110が1979年、107・108が1981年に除籍されている。106・109は連接車に改造され外観も相当手が加えられ304+354として活躍したが2005年9月30日に除籍され、101形103・104の連接車改造の303+353も2007年9月に現役を退いている。

鵠沼駅
1980年12月、鵠沼駅。早朝深夜に頑張っていたタンコロもATSへの対応ができない為に現役を退く事になった。
1980年12月は最後まで残った107・108にヘッドマークをつけて走った。
鵠沼駅は当時は相対式ホームだったが現在は改札を地下に置き、島式ホームになっている。

境川橋梁
境川橋梁を渡る108。
この橋は後に架け替えられ、現在は複線のガーター橋梁となっており、車輌全体が川面に映る姿は見ることは出来ない。

藤沢駅
藤沢駅に停車中の107。
室内灯は白熱灯である。ドアは手動の二段引き戸であった。

江ノ島駅-1
江ノ島駅に進入する107。
右手後方の留置線に元東急の80型である600形がいるが、この車輌も既になくなってしまった。
現在は後方にビルが建ち、景色も大分変わってしまっている。

江ノ島駅-2
江ノ島駅でのツーショット。
江ノ電の正式社名が江ノ島電鉄になるのは1981年9月で、当時は江ノ島鎌倉観光が正式社名であった為、車体にEKS(Enoshima-Kamakura-Sightseeing)の表記がある。

稲村ヶ崎駅
稲村ヶ崎駅でのツーショット。
線路の間に既にATSの地上子が設置されている。

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