タイヤの話(スタッドレス篇)

2005年10月30日新規。2011年1月15日修正、追記(第5版)

ここでは自動車用タイヤについて語る事にします。

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 クルマの話より、先にタイヤについて話をする事にします。冬が近づいてきましたので、スタッドレスタイヤから。
 最初に断っておきますが、私のスタンスはメーカー不問です。タイヤメーカーとの関係も一切ありません。
 また、タイヤは試乗が難しく、買う前に自分(の車)に合った物を選択するのが難しい商品で、かつクルマによって相性がある事を考えておく必要があります。
 ここでの記述は、あくまで私が乗った車での、私の乗り方での感想に過ぎない事をお含みおき下さい。
 ちなみにケチな私には珍しく、最近買ったタイヤは総じてコストを度外視しています。でも必要以上にタイヤの扁平率を下げたり(公道を走る分には、扁平率の極端に低いタイヤは乗り心地を悪化させ、ホイールの負担を増やし、いい事ない)、必要以上に太くする様な阿呆な事はしていません(でも、道行く車を眺めていると阿呆は結構いる)。
 タイヤは命を乗せていますからね。

 ●ヨコハマ ガーデックス時代 1993年〜1995年
 日産パルサーN14セダンX1-Rに履かせていたタイヤです。サイズは165/70R14。
 長野県に勤務していた時に地元の人から中古を譲ってもらったものです。純正サイズの175/65R14よりやや直径が大きいのですが、元の持ち主がパルサーと同じサイズを標準とするサニーB12に履かせていたタイヤで、少し大きい方がいいと言われてそのまま使っていました。
 タイヤ断面が丸いのが特徴のタイヤで、CMでもその点が強調されていましたが、お陰でドライ路面の踏ん張りが悪く、高速道路での直進性がイマイチのタイヤでした。雪道、凍結路での踏ん張りはまあまあ。
 2シーズン使って、サイドウォールにヒビが入ってきたので引退。元の持ち主が1シーズン使っていますから、都合3シーズンの使用に耐えた事になります。

 ●ミシュラン XM+S100時代 1998年〜2000年
 ガーデックスに懲りて、とにかく高速安定性重視で選んだのがこのタイヤです。
 店の人と相談し、現物も見ながら検討しました。サイドウォールがしっかりしている方が高速安定性に優れるというアドバイスを受けて展示されている実物を見てみると、ミシュランとブリヂストンだけが明らかにしっかりしています。値段も高かったのですが奮発しました。履いていたのは引き続きパルサーN14。
 サイズは日産指定のサイズのうち、一番太い185/60R14。ホイールは純正の鉄っちんを流用しました。黒塗りだったので、ナットをメッキの袋ナットにしたら結構カッコいいので、ホイールキャップは使用しない事にしました。
 とにかくドライ路面の踏ん張り、高速安定性に優れ、雪道、凍結路での効きもガーデックスと遜色ありませんでした。
 ドライ路面の安定性の高さから、夏も履きっぱなしでした。Qタイヤでしたが、実力はSタイヤ並と言っていい感じでした。今思い返してもベストに近いスタッドレスタイヤでした。
 2000年1月にパルサーと共に引退。ただしタイヤの状態は良好で、スプリンターを使っている親戚に譲りました。

 ●ブリヂストン ブリザックMZ-03時代 2002年〜2004年
 クルマがトヨタイプサムSXM10Gに代わって最初に履かせたスタッドレスです。
 この時も高速安定性という点での店の人の一押しはミシュランとブリヂストンでした。サイズは標準の195/65R14からインチアップして195/60R15にしましたが、同じ幅で扁平率が下がったので荷重指数は89から88に落ちています。でもトヨタ指定のサイズの範囲内ですから問題ないでしょう。この時アルミホイールを同時に新調し、純正の鉄っちんは古タイヤと一緒に処分してしまいました。
 高速安定性はXM+S100と同じかやや落ちる程度で良好。凍結路での効きはややいい感じでした。このタイヤも通年履きっぱなしでした。しかし、在庫品を掴まされたのか製造週が2001年初頭で、2シーズン目に効きが落ちてくるのが感じられ、サイドウォールにヒビが入ってきたので2004年の秋に引退しました。

 ●ミシュラン X-ICE時代 2004年〜2008年
 福島県勤務の2シーズン目に購入したタイヤです。この時も店の人の一押しはミシュランとブリヂストンでした。XM+S100の良さが忘れられなかったのと、在庫品を掴まされたら敵わないので、2004年8月に発表されたばかりのX-ICEにしたのです。しかし、ミシュランとブリヂストンは値段が高い!
 タイヤ表記の製造週数は左用が2904。つまり2004年29週。2004年7月の製造です。右用は表記が見えません。ミシュランタイヤは何故か製造週数表記が片側にしかなく、それが内側に入ると確認が難しいのです。
 購入時に店の人とサイドウォールを押しながらあれこれ話していた時に、X-ICEが少し柔らかくなったかなと思ったのですが、実際に乗って見た時にそれは確信に変わりました。但し、クルマの重心はパルサーよりイプサムの方が高いですから、差は体感より小さいかもしれません。
 圧雪路での効きはブリザックよりいいくらいで、坂道で立ち往生する車を尻目に起動も出来ました。私の車は四駆じゃないですし、リミテッドスリップデフも付いていないただのFF車ですけどね、タイヤの役割は重いですね。
 夏冬兼用にするつもりでミシュランを奢ったのですが、このタイヤ、2005年春に何かを引っ掛けて1本パンクしてしまい、夏用タイヤを別途購入する羽目になってしまいました。
 2005年11月に1本買い換えて2シーズン目に入りました。新品は左前輪に装着(FF車の場合は、状態のいいタイヤを前輪に履かせるのが原則。FRや4WDもそうかな。一番重要なブレーキング時に一番負荷が掛かるのが前輪だから)。製造週数は3705、つまり2005年37週、8月から9月に掛けての製造で申し分なし。
 まだ雪が積もらない段階では、ドライ路面を走る分には夏用に履いていたブリヂストンのプレイズPZ-1と比べ路面に粘っこく吸付く感じで、挙動はしなやかな感じです。
 降雪シーズンに入り、圧雪、凍結路では、さすがに滑りますが、慎重に運転しさえすれば滑り出した時の挙動は穏やかで問題ありません。
 高速安定性も問題ないレベルだと思いますが、横風を食らった時にウニャーと言う感じで流されます。夏用タイヤだとすっ飛んで横に動く感じになるのとは大分違いますね。
 2006年4月に入って今シーズンの役目はおしまい。夏用タイヤのプレイズと交換しました。
 結局、2008年まで粘って使いましたが、ブロックが硬化してヒビが入ってきたので御役御免となりました。都合4シーズンの使用に耐えた事になります。

 ●ミシュラン X-ICE2時代 2008年〜2011年
 神奈川県内に転職したのでもうスタッドレスは要らないかなと思ったのですが、やはりいつでも車を出せる体制にしておきたい。
 で、今度はミシュランのX-ICE2です。外観上の違いは殆どありませんが、サイドウォールに星印が追加されたのが目立つ違いです。
 遠出を殆どしていませんから、氷上・雪上性能は全く分かりません。速度記号は多くのスタッドレスのQではなくTレンジでしたが、良く分かりません。
 ドライを運転した限りでは妙にハンドルが軽く感じられ、少し空気圧を上げて落ち着きました。
 夏冬兼用で使って2011年の秋にサイドウォールにヒビがはいってきたんでおしまいにしました。

 ●ヨコハマ アイスガード トリプルプラスiG30時代 2011年〜
 スタッドレスタイヤは結構高価なんでどうしようかと思ったんですが、ディーラーで安く取ってもらえたので交換しました。
 で、今度はヨコハマのアイスガードトリプルプラスiG30です。ヨコハマのサイトを見ますと旧製品のiG30との識別点はバーコード横の刻印番号との事ですが、今売られているものにはバーコードがありません。製造週数から旧製品であるはずはないのですが、サイトの説明は更新しておいて欲しいものです。
 まだあまり走っていませんが、やはりハンドルに落ち着きがない感じです。ミシュランが空気圧を変えて大分変わりましたから、今度も少しいじってやろうと思っています。
 CMは結構いい感じですが、実際はどうでしょうか。CMで謳っている通りの高性能タイヤだといいんですが。

 ここで、上り坂でスタックした時の脱出のヒントなど。
 ブレーキを踏んで、止まっていられれば起動は難しくない。止まらずにズルズル下がる時は止まるまで辛抱する。止まる事さえ出来れば起動は難しくない。
 ブレーキを緩め、静かに前進する。タイヤと路面が接している部分を前に少しずつズラして踏みしめて行くつもりで発進する。
 スタックしている車は前に行こうとするあまりアクセルを踏み過ぎている事が多い様です。
 いかに前に行こうとする気持ちを抑えられるかが鍵なのです。

 さて、年末に凍結した東北自動車道を流したのですが、横風が強く、かなり流されました。そんな中、猛烈に煽ってくる車がいました。
 やり過ごすと練馬ナンバーのランクル100。
 オフローダーは悪路の走破性は良いが、滑り出すとその重量、重心の高さ、慣性モーメントの大きさから、ブレーキング時のコントロール性は乗用車に劣ります。
 ここのところを勘違いしている都会の阿呆が多くて困ります。
 こういう輩と心中するのは嫌なので距離を置いて放っておくに限ります。
 人を巻き込まずに早いところ自爆して欲しいものです。
 ちなみに、以前、冬の中央自動車道で自爆した車を何台か見ましたが、みんな多摩ナンバーとか、そのあたりのナンバーで、みんなテラノとか、オフローダーの類でした。

 運転の下手な人は重いオフローダーに乗ってはいけません。
 そういえば、雪の福島県でパジェロがズッコケているのを見た事もあるなあ。

 ブレーキング時には四駆も前輪駆動も後輪駆動も関係なく、四輪にブレーキが掛かります。
 重心が高く、慣性モーメントが大きく停めるのが難しいオフローダーこそ、慎重な運転が要求されるのです。

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