カメラの部屋

2013年5月17日追加

ここではその写真機材について語る事にします。

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●サクラパック300 1970年4月発売
 1971年頃、初めて手にしたカメラです。
 126フィルムと言う、後の110フィルムより一回り大きなカートリッジを使用したカメラです。
 レンズは私の記憶に間違いがなければ、ヘキサノン38mmF5.6。今残っているネガを見ると、割と素直な良いレンズです。
 シャッタースピードは固定、CdSの受光素子を用いて絞りが動きます。フィルムはコダックがASA80、サクラがASA100の物しかなかったですから、これで事足りていました。
 ストロボ(ストロボは本当は商品名なのですが、ここでは放電管光源をストロボと呼ぶ事にします)ではなく、フラッシュキューブというフラッシュを使用します。フラッシュキューブは名前の通りキューブ(四角)で、4面にフラッシュが仕込んであり、1枚撮ってフィルムを巻き上げるとフラッシュキューブも90度回ってスタンバイすると言うものでした。
 ストロボ内蔵が当たり前になった今となっては、昔話ですねえ。
 1977年にフラッシュキューブが光らなくなって修理もせずに引退しました。

●キヤノンぺリックスQL 1966年3月発売
キヤノンぺリックスQL  1975年頃から親父に借りて使うようになったカメラです。
 レンズはFL50mmF1.4とFL135mmF2.5の2本。後にケンコーテレプラスMC4が加わっています。なぜ同時発売だったFL50mmF1.4IIではなかったのかと思いますが、在庫をくっつけて売られたのかもしれません。
 半透明鏡のペリクルミラーを使用して撮影時のブラックアウトがないカメラでした。
 シャッター動作はミラーアップがないためシャープで、シャキーンという感じで気持ち良かったです。
 但し、その代償としてファインダーは暗く、フィルムに到達する光も3割ダウンするという欠点もありました。
 シャッター幕はチタン合金ですが、これはミラーが半透明鏡で通常の布幕だと太陽光が結像した際に焼けて穴が開く恐れがある為です。
 レンズの描写はそこそこです。このホームページでも1975~1977年辺りに撮られた写真はこの機材で撮ったものが多いです。
 1982年頃に使わなくなりました。
 写真は1981年の3月、相模線の車内(当時はディーゼルカー)で撮ったもので、FD70-210mmF4を取り付けた状態です。

●キヤノン110ED(ワンテンイーディー) 1975年3月発売
 1976年頃に手にしたカメラです。
 当時流行りかけた110カートリッジフィルム使用の高級機としてキヤノンが出してきたものがこれです。
 レンズは26mmF2.0。キヤノンは世界最高に明るいレンズを持つ110カメラと謳っていました。描写はかなり良かったんですが、フィルムサイズが小さい(画面サイズは13×17mm)のは如何ともしがたく、外出時に荷物を減らしたい時用のカメラという感じでした。
 露出はCdS使用の絞り優先で、絞りレバーが上面に付いていました。
 二重像合致式の距離計連動式で、ピントレバーが絞りレバーと並んで上面についていました。
 ストロボは専用のキヤノライトEDというガイドナンバー16の物を使用、アクセサリーシューにストロボを取り付けるとピントレバーの動きに連動して絞りが動くフラッシュマチック機構になっていました。従って、アクセサリーシューに専用ストロボ以外の物を取り付けると露出がおかしくなります。
 デート写し込み機構が付いていましたが、今の様にオートデートではなく手動セットでしたので、日付が間違う事もしばしばでした。
 外装が金属製で小型の割に重く、295gもありました。
 1980年頃にはいつの間にか使わなくなってしまいました。

●キヤノンEF 1973年11月発売
 1979年に中古で買った物です。
 本当はAE-1が欲しかったんですが、予算の都合でこれになりました。
 シャッター優先のAEカメラで、シャッターはコパルスケアを採用、最長30秒まで使える、夜景に強いカメラでした。
 軍艦部のレイアウトはシャッターダイアル、巻き上げレバー、シャッターボタンが一軸で、ライカM5に大変良く似ています。使い勝手は極めて良かったです。
 ファインダー下部に設定シャッタースピード、右側面に絞り値が示され、レイアウトの良さと合わせ、素早い行動がとれます。キヤノンはこれを情報集中ファインダーと呼んでいました。
 電源は水銀電池HD(MR9)2個と、省エネ設計でしたが、水銀電池が入手できなくなって随分たちましたね。
 レンズはFD50mmF1.4S.S.C.。このレンズの描写は切れが良く、カラーより黒白の方が鋭い切れを見せていた様に思います。ケンコーテレプラスMC4との相性は悪く、円周方向に流れが発生し、この組み合わせは緊急時以外は使えませんでした。
 1980年にFD35mmF2S.S.C.が戦列に追加、これは大変シャープなレンズで、私の常用レンズになりました。
 1981年にFD70-210mmF4が加わりました。ズームにありがちな歪みが比較的小さく、直線の多い鉄道写真にも充分使える感じで、重宝しました。
 永らくメインカメラとして活躍しましたが、1995年頃、外部から衝撃を食らうとバネチャージが戻るという、部品の磨耗から来ると思われる症状が頻発し、水銀電池の製造中止もあって引退しました。1999年の引越しの際に処分してしまいました。

●キヤノンAF35ML(オートボーイスーパー) 1981年7月発売
 1982年頃手にした、西田敏行が「欲しい~」とCMで叫んでいた「片手で撮れるキヤノンオートボーイ」(1979年11月発売のAF35M)の上位機種。
 レンズは40mmF1.9。この手のカメラで一番明るいレンズと謳っていました。
 キヤノンEFにカラーリバーサルフィルム、このカメラに黒白フィルムを入れると言う形で暫く使用していましたが、1987年頃にいつの間にか使わなくなりました。

●キヤノンT70 1984年4月発売
 EFの後継として1992年頃に中古で買ったカメラです。手持ちのFDレンズが使えれば良かったんで、AE-1+PROGRAMとどっちにしようかと思ったんですが、こっちが安かったんでT70になりました。
 カメラ店の話では、写真学校の生徒が先生にシャッターダイアルのあるカメラを用意するように言われて買いに来るので、シャッターダイアルのあるAE-1+PROGRAMの値が下がらず、ないT70の方は順当に値が下がって逆転したんだそうです。意外と写真学校って保守的なんだなあって思いました。今はどうしているんでしょう。
 私はT70でもマニュアル撮影が出来るんで一向に構わないですし、部分測光が出来るT70の方が都合がいいくらいです。
 単三乾電池2本で動くところも気に入っています。
 ところがこのカメラ購入後、仕事が多忙で写真を撮る機会が激減し、あまり出番がありません。しかしFDレンズが使用できる貴重なボディですので、稼動できる状態で保管してあります。またいつかのんびり写真を撮りに行きたいなあ。

●ニコンL35AWAD(ピカイチカリブ) 1986年発売
 いつかはよく覚えていないのですが、多分1993年ごろ、このカメラの製造を完了したと言う話を聞いて、安易な水中カメラが1つあってもいいなと思って買ったのがこのカメラです。既に新品の在庫がある店が殆どなく、探し回って在庫を見つけました。色はブルーでした。
 レンズは35mmF2.8。ミノルタやキヤノンなんかもこの手のカメラを出していましたが、みんなF3.5とか、レンズが暗いのが不満でした。
 テッサータイプのレンズのお陰で画質は秀逸。
 よく持って歩いていましたが、1997年頃、ストロボの切替レバーが根元からもげてしまい、裏蓋のパッキンを押える部分もひびが入り、防水カメラでなくなってしまったので引退しました。

●ミノルタXD-S 1979年2月発売
 これは元々親父ので、何度か借りていましたが、親父の死後、私が保管しています。
 母体となったXD(1977年10月発売)が世界初の両優先AEのカメラで、これのアルマイトブラック仕様に視度調整機構を追加したものです。コンパクトなのが魅力なのですが、シャッターのタイムラグが大きく、動くものを撮る時は注意が必要です。
 レンズはMD28mmF2.8、MD50mmF1.4、MD100mmF4macro。どれも素直で良いレンズです。

●キヤノンオートボーイA(エース) XL 1993年3月発売
 カミサン(この時はまだカミサンじゃなかったのだが)が1995年に買ったのがこれ。
 LUNAを先取りするデザインで、私が買った時にはLUNAがもう出ていたので店頭の1万円台コーナーにあったような気がします。
 レンズは38-76mmF3.8-7.2の2倍ズーム。同価格帯に3倍ズームのカメラもあったんですが、カメラは大きくなってレンズは暗くなるのでこれを選んだように思います。
 カミサンが買った物ですが、小型で持ち運びが便利だったので私も出張時など、よく持って歩きました。
 1999年頃からズームが不調になった後も、広角側限定で単焦点レンズのカメラとして使っていましたが、Lexio 70と入れ替わりに引退しました。
 新婚旅行、海外出張など、移動距離はこのカメラが一番多いかもしれません。

●ミノルタα507si 1995年2月発売
 カミサンのカメラが壊れたんで、そのレンズを流用する為のボディとして1996年頃に購入したのがこのα507siです。
 この下位のα-303si SUPERでも機能はそんなに変わらないのですが、アルミダイカストを使用しているのがこのα507si以上で、値段が303と大して変わらなかったんでこれにした覚えがあります。
 スパッと決まるAFが気持ちいいのですが、鉄道車両を撮る時等に、前照灯に露出が思いっきり引っ張られるので、AE撮影には注意が必要です。
 レンズは純正の50mmF1.4の他にコシナのショートズーム(28-105だったかな)と70-210mmズームがあります。50mmは暗所での撮影用に中古で買い足したものですが、最近はフィルムがISO400が標準的なんで、出番は殆どありません。コシナのレンズは、歪みも少なく、素直な描写です。価格が安いので、お買い得かも。
 2005年の春、ストロボ付近から煙が出てHELP表示を出して沈黙。修理をして復活していますが、煙が出るとは穏やかではないと思います。
 セレクトダイアルが不用意に回りやすく、確認を怠ると露出が目茶目茶になる恐れがありますが、およそあらゆる機能が盛り込まれており、カミサンが持ち歩いて子供の成長とか、色々撮っているようです。
 購入後間もなく10年。デジタル1眼レフの価格が手の届く所まで下がってきましたので、最後の銀塩カメラになる可能性が濃厚です。
 余談ですが、コニカミノルタが写真業界から撤収、αシステムはソニーが引き継ぎますが、ソニーが銀塩カメラを造るとは思えず、過去の資産の継承というより、自分に都合のいい技術の買収の感が強いですから、今後どうなりますか。残念ながら小西六の消滅ですな。ファンの期待を裏切ったコニカミノルタに×。
 ソニーからは先ずα100が発表されましたが、10万円じゃ高過ぎ。αスイートデジタルをソニーの技術で5万円くらいまで下げて売ってくれなきゃ。
 2009年春になってようやく小型軽量低価格路線に打って出ましたが、既にオリンパスE-520を購入した後でした。

●コニカ Lexio 70 2000年12月発売
コニカLEXIO70  カミサン向けにおしゃれなカメラをと、2001年初頭に買ったのがこのカメラです。
 世界最小を謳っていますが、それよりレンズが28-70mmF3.4-7.9と広角側に広いというのがこのカメラを選んだ理由でした。
 レンズの描写も素直で、引きのない場所でも集合写真などが撮れ、小型で軽いのも相まって、大変重宝しましたが、2003年に最後まで撮り切っていないのにフィルムが巻き戻るという症状が頻発。修理をしましたが暫くすると再発した為、使わなくなってしまいました。
 本ホームページの小田急2600形の2552編成ギャラリーの写真がこのカメラで撮った写真です。

●オリンパスC300ZOOM 2002年6月発売
オリンパスC300ZOOM  2002年に出たばかりの時に購入したデジカメです。
 300万画素クラスで当時店頭で一番安く、マスストレージクラス対応で、かつ知人がオリンパスは真面目にレンズを作っていると聞いたんでこれに決めた記憶があります。
 シャッターのタイムラグが大きく、動きのあるものを撮る時には注意が必要ですが、レンズの描写も良く、色合いも素直です。このホームページの写真にもこのカメラで撮ったものがありますが、銀塩との区別はつかないでしょう。
 ただ、近距離撮影は苦手で、かなり近づいて撮れるのですが、樽型の歪みがかなりきつく出てしまいます。
 購入後3年余り、私のメインカメラとして使用してきましたが、FE-110の購入に伴い、メインカメラとしての役割を終えました。しかし、画質、色合いとも、実力は今でも充分通用します。ところが残念ながら、2008年8月に紛失してしまいました。

●オリンパスFE-110 2005年10月発売
オリンパスFE-110  2005年11月に買ったデジカメです。
 とにかく店頭で一番安いものを、と言ったらこれになってしまいました。それでも500万画素、マスストレージクラス対応です。これが1万円台でもう出てしまうとは!
 仕様の子細を見てみます。絞りはC300ではタレット式の2段切替でしたが、これは絞り固定なのか、カタログ、取扱説明書に記述がありません。シャッターのタイムラグは小さいとカメラ店員は言っていましたが、撮ってみた感じではそうかなあっていう感じです。遅い速いと言うより、シャッターの切れた瞬間がつかみ難いのです。もう少しカシャっていう感じだといいのに(だけど携帯電話みたいに大袈裟に音を出すのは×)。
 実際のタイムラグはかなり小さいと思うのですが、画像の圧縮・書き込みに数秒掛かり、連写が出来ません。内蔵メモリをバッファに使えば良かったのに。書き込みの時間はオリンパスのHタイプのメモリを使用する事によりかなり改善します。
 画質は流石に500万画素だけあって充分な感じがしますが、500万画素にレンズが負けている感じです。通常撮影では歪みは少なく、描写は素直です。ストロボの光線の回りはあまり良くありませんが、本体サイズを考えたら仕方ない面もあります。
 ホワイトバランスの動作はクリティカルで背景の色に思いっきり引っ張られます。手動設定がないのだから、このあたりはもう少し緩くした方がいいと思いますし、C300の方が良かった感じがします。
 背面の液晶はC300より小さいですが、細密でコントラストも高く、クリアな印象です。ファインダーは省略されていますが、C300の時も殆ど使いませんでしたし(と言うか、視差が大きくて役に立たなかった)、なくてもいいでしょう。
 撮影モードにするにも、画像確認モードにするにも、まず電源ボタンを押さなければならないのですが、電源ボタンを押すだけでモーターが回ってレンズが飛び出してきます。画像を確認するだけの時には余計な動作です。後述する様に電源に対する要求は厳しいようですから、このような無駄な動作はして欲しくないんですがね。
 セレクトダイヤルが不用意に回りやすく、ムービーになっていて撮り逃した事があります。クリックをもう少し堅くするか、ロックがあった方が良かった。
 電源はC300が単3×4本だったのが単3×2本になっています。電源は単3アルカリまたはニッケル水素充電池(Ni-MH)と説明書に書いてありますが、添付の電池はオキシライド。アルカリじゃ厳しかろうと思います。
 試しにC300で使っていた1600mAhのNi-MHを入れてみましたが、直ちに残量警告が点灯。再充電してみましたがすぐに充電警告が出ます(サンヨー、マクセル共に同じ)。2000mAh、2400mAhの電池でテストしてみましたが、容量の問題ではなく、Ni-MHの電圧1.2Vがやや厳しい感じで、旅行時にはオキシライド電池を持って歩いた方が良さそうです。
 一旦残量警告が点灯した後、暫くすると残量OKになったりしますから、動作電圧の閾値が1.2×2=2.4Vにかなり近いと推察されます。もう少し余裕を持ってくれるといいんですが。FE-110で残量警告が出た電池でも、C300ではちゃんと動かせるんですから。
 カメラ自体はちっちゃくて、胸ポケットにも入ります。最近流行の薄型のカメラより、個人的には好みに入ります。右手で自然に握った感じで構えられます。
 C300-ZOOMもそうだったんですが、付属のストラップがハンドストラップなのが不思議です。すぐにネックストラップを購入しました。前述のキヤノン110EDもハンドストラップでしたから、小型カメラは首に掛けないと言うメーカーの思い込みがあるのかもしれません。ポケットからスルッと落っこちてガチャンは嫌なんだけどなあ。

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